顔が丸くてなにが悪い -322ページ目

4連休のしあげ

 朝日とNHKが喧嘩をしたときにまず思ったこと。
 関係悪化で夏の高校野球の甲子園中継が
 どうにかなっちゃうのかな、って。
 まあ、どうにもならないだろうけど、
 たとえば、民放が放送するようになって、
 放送試合数が減って、CMがバンバン流れて、
 さまざまな利権が絡んで、八百長が発覚して、、、。

 センバツの出場校が発表になったみたいです。
 選考の不透明さは昔も今も変わらないようです。
 むしろ、特別な枠が出来てから、
 いっそう分かりにくくなりました。
 五輪女子マラソンの代表選考顔負け。

 21世紀枠ができたとき、
 「勉強で頑張っていて、かつ毎年好成績を残している」
 という選考理由に対して、
 「文武両道より文武平等であるべき」
 と言っているジャーナリストの意見には、
 僕も賛成でした。
 
 まあ、なんだかんだ言ったところで、
 「高野連が出場校を選ぶ」というのがルールなのだから、
 だれも文句は言えないのです、
 ルール破ったらスポーツじゃないし。
 甲子園に出られなくても、一生懸命頑張ればいいんです、
 って思います。
 
 でも、妹がマネージャ-してる高校、
 あとひとつ勝っていれば都のベスト8で、
 そしたら、もしかして21世紀枠の候補になって、
 もしかしたら選ばれていたかも、
 あとひとつ勝っていれば。

 昨日は4連休の三日目。
 街に出て、買い物して、
 今日は大寒波って分かってたので、
 スノボの日帰りツアーに申し込むのは自重。
 気がついたら、本屋の本棚の前で立ちくらむ私。
 家に帰ってバタンキュー。
 4連休の締めくくりの今日は、
 ずっと寝込んでいました。
 トレーニングなんてできません。
 ご飯食べに起きて妹に会うと、
 「顔がむくんでるよ」とひとこと。

 この連休中に読んだ本
 安部公房「砂の女」
 嶽本野ばら「下妻物語」
 トマス・マン「魔の山」

心地よい筋肉痛に包まれて

 今シーズン初スノボに行ってきた。
 やはり体を動かすことは気持ちいい。
 正直、久しぶりに自分が生きた心地がした一日。

 池袋の改札近くに置いてある赤いパンフレットから
 「スーパー朝発日帰りプラン」というのを利用。
 どこのスキー場にしようか迷ったが、
 申込所の受付のお姉さまに聞くと、
 予約が一杯のところも多く、
 リフトが混んでいる場所だと嫌なので、両親の実家に割合近く、
 あまり繁盛しているということを聞かない、
 長野県にある「小海リエックス」へ。

 池袋サンシャイン裏を朝7時40分出発。
 中央道で小淵沢まで行くのかと思っていたが、
 バスは関越を使って佐久インター経由で小海まで。
 座席は格安ツアーのバスにしては1人分のスペースが大きく、
 まずまず。11時頃にバスはリエックスへ到着。

 ボードを借りて滑る。
 運動不足で以前より体がかたくなったのを実感。
 もっと毎日体を動かさないと。
 やはり滑るのが上手な人たちはかっこいい。
 男も女も関係ない世界。
 僕といたしましては、
 今回は怪我をしないことが最優先事項。
 一緒に行ったデコリンは自分より下手くそ。
 休みなしで4時間滑る。
 
 リフトで一番上まで行き、眺めを楽しむ。
 浅間山、荒船山、秩父連山、後ろを振り返ると、八ヶ岳。
 素晴らしく青い空。
 家でゴロゴロしているのも気持ち良いが、
 雪山でゴロゴロするのもまた格別。

 無理なく怪我なく滑り終えてホッ。
 16時過ぎにリエックスを出発。
 ぐっすり眠って、池袋着は19時半。
 バス・リフト・レンタルボードで計7500円。
 前日までに申し込めば大丈夫。

 平日に一人で行って練習しちゃおうかな、
 とごくごくわずかに思ったのであった。

スーパーソニックス

 最近、新聞を読むときにまず探すのが、NBAの記事。
 シアトルスーパーソニックスの試合結果をまず探す。
 昨年シアトルでソニックスの試合を観てから、
 今まであまり興味のなかったNBAがちょっと気になってきた。
 今シーズンはソニックスの調子がいいから、
 試合結果を見る楽しみができた。
 スポーツでも芸術でも生で観るのはやはり大事。
 
 いいものを見ると、好きになる。
 立派な教育。

 以下、昨年2月にシアトルのジムの家に遊びに行ったときに、
 キーアリーナに連れて行ってもらって見たNBAの感想。
 
 ソニックスは強くなかった。
 でも、レイ・アレン、ラシャード・ルイス、
 という才能あるプレイヤーがいた。
 うまかった。綺麗だった。スラッとしていて格好いい。
 ユニフォームの深緑色と黄色は渋い。
 金髪のボンキュッボンなチアガールがたくさんいた。
 観客席からフロアまでの距離があまりなかったので、
 選手を身近に感じた。身近。身近すぎて、
 選手のプレイを全然すごいと思わなかった。
 相手のゴールデンステートウォリアーズも強くなかった。
 試合終了が近づき、ソニックスが敗戦の色が濃くなると、
 客はぞろぞろ帰り出す。

 前評判最悪の今シーズンのソニックスは地区首位を独走。
 プレイオフ進出もまず間違いないだろう。
 アレンとルイスが毎試合爆発して、
 僕が観た試合でちょこっと出ただけだった、
 小さな白人選手がガードとして活躍しているらしい。
 今シーズン2年目のルーク・リドナー(写真奥)という選手で、
 なんだかとてもひ弱な印象だったのだけど。
 プレイオフではソニックスを応援しようと思う。

 最近は弟とプレステ2「NBAライブ2004」に夢中。
 「NBAライブ2005」が出て、安くなってたので買った。
 かなり面白い。レイカーズがめちゃ強い。
 強いもの好き、巨人好きの弟はいつもレイカーズ。
 アンチ巨人、反体制主義な私はソニックスやシクサーズ。
 いつも弟に負けている。子どもはゲームがうまい。

 僕もNBAプレイヤーのように、強く、速く、美しく、
 そして、金持ちになりたい。

 そのためには体を鍛えないとね。今日から4連休。
 とりあえず日曜日はスノボに行ってきます。

関東平野

 朝まで仕事して、よほどのことがない限り、
 休みの日は夕方から始まる。おとといもそう。
 
 スノボに行こうかと思っていたが、今から出ても、
 どっかに泊まって明日から滑ることになるだろうし。
 板やらブーツやらを持っていないので、
 「ひとりで出かけていって、レンタルして、リフト券買って」
 と考えると、結構お金がかかるものである。
 来週行くことに決めた。

 今回の連休は、旧交をあたためることにした。
 こんな表現24の自分に合っているのか分からないけど。

 筑波の先で働いてる高校のクラスメートと連絡をとった。
 高校3年時、浪人時と机を並べて勉強した仲である。
 薬剤師を目指していた。千葉の私立大の薬学部に進学した。
 去年の4月に電話で話したときには、
 まだ国家試験の結果は出ていなかった。
 名を「アリジ」という。写真の男だ。

 「遊びに行ってもいいか?」とメールしたら返事が来た。
 茨城県岩瀬町が彼の住んでいる町の名前。
 首都高に乗り、常磐道に乗り、谷和原というインターで降り、
 国道294号を北へ北へ。下妻を通り、下館で50号へ。
 岩瀬駅に着いた。

 アリジは無事合格していた。
 駅までの迎えはBMWに乗ってきた。最近購入したらしい。
 部屋は綺麗だった。
 テレビがあって、ソファがあって、DVDプレイヤーがあって、
 プレステ2があって、ネットができて、部屋から1分でコンビニ。
 お香をたき、カクテルを飲み、WOWOWでヨーロッパサッカーを観る。
 とにかく申し分のないひとり暮らし。
 

 ビールを飲んだ。2人でたくさん飲んだ。話が弾んだ。

 翌朝、つまりは昨日の朝、アリジはスーツを着て仕事に出かけた。
 となり町の病院の調剤薬局へ。
 飲みながら彼は言った。
 「いや~俺、薬、好きだわ」。いいセリフだった。
 僕は、下妻を散策。筑波山が綺麗だった。
 筑波山に足を運んだ。登った。雪が残っていて、かなり滑る。
 奇怪な岩が並んで、くぐって、
 たどりついた頂上からの眺めは最高だった。
 「うわっ、関東平野」。ガマの油を買った。

 帰りに筑波大学に寄って、パークンに会う。
 熱烈英語教師を目指して、英語教育について勉強している。
 彼女ができたと喜んで、携帯をいじっていた。
 
 東京の自宅まで高速を使えば2時間程度。
 昨日はいい汗をかき、今日はふくらはぎが筋肉痛。

 今年も山登りを積極的に。

 最近トレーニングしてません。
 でも半年間で痩せてムキムキになるので、
 半年限定ブログです。

かわいい子には旅をさせてやりたい

 明日、明後日が休日なので、
 誘う友達のいない私は、ひとり車で高速を駆けて、
 スノーボードでもしてくるべか、と思っている。

 「新潟のスキー場にいて、もし雪山にいるときに、
 中越地震級の地震が起きて、雪崩が発生したらどうする」、
 そんなことを考えてばかりいる。
 恐れていては何もできないが、無謀な行動はとりたくない。
 今日、東北のスキー場で雪崩があり、死者がでたようだ。

 最近、妹がよく話しかけてくる。
 来月、うちのハーチャンはヨーロッパを旅行するらしい。
 いろんな国の都市をまわるらしい。うらやましい。
 金を貸して欲しいらしい。大学2年生。
 
 僕はあまり旅行やバイトをせずに社会人になった。
 他に熱中できたものがあったからそれでいいのだけど、
 仕事を始めると、なかなか自由に使える時間がない。

 たくさん遊べばいいと思う。金なんていくらでもくれてやる。
 「かわいい子には旅をさせろ」だ。

 そんな兄貴になろうかどうしようか、ちょいと迷っている。
 とにかく、知らない人にはついていっちゃいけないぞ。

 昨日の読書
 浅野素女「パリ二十区の素顔」

 もはや言い訳のできない腹の肉。

カッコ笑いはカッコ悪い

 電話で話すことよりも、携帯でメールすることで
 コミュニケーションをとる時代だ。
 新聞や週刊誌を読むとたまに(笑)って表現が出てきて、
 これがはっきり言って僕は大嫌いだ。
 さすがに小説にはあまり出てこない。

 メールで使う御仁もいる。寒気がする。
 僕は神様に誓って、1度しか使ったことがない。
 だれにでも嫌いなフレーズがあるだろう。
 僕は(笑)が大嫌い。

 というわけで、お腹のプヨプヨっぷりがたまらん。
 気持ちの切り替えには自信があったのですが。

 はやく僕の無茶に付き合ってくれるマホメットの修士論文作成が
 終わらないだろうか。 

ブランド力を鍛えよう

 僕は東京都中野区出身。
 保育園、小学校、中学校は中野区立の学校へ、
 高校は中野区の属する第3学区の都立高校へ通った。
 大学は1、2年時に神奈川県のキャンパスへ、
 3、4年時に東京のキャンパスに通った。
 今また、中野区にある実家から会社へ出勤している。

 中野区が好きだった。
 出生地は正確には高円寺だから杉並区なのだけど、
 ずっと中野一筋。
 少年野球中野区代表チームのメンバーとして、
 中国北京市西城区というところに、わずかの費用負担で
 2週間弱楽しい旅行に行かせてもらったこともある。

 財政が苦しいらしい。
 ここ数年、少年野球による海外親善も存続が危ういらしい。
 保護者への負担が何倍も大きくなったと聞くし、
 野球というスポーツだけが特別扱いを許される時代は終わった。
 今年は「オール中野」は結成されなかった。

 区の財政を論じるなんて、
 税金の仕組みもよく分からないし、
 無知無学な拙者にはできぬのだが、

 とにかく「自転車撤去費用が高い」。
 「となりの大根役者の2倍の料金払え」って、
 そりゃいくらなんでもないだろう。

 2年ちょっと前、
 大学のとき、神奈川県横浜市港北区で撤去されたときは、
 さんざん山越え、谷越えして、保管所へ受け取りに行ったが、
 2000円で返してくれた。
 用事があって実家に帰ってきたとき、
 中野駅の近くで看板を見てたまげたものである。

 5000円。
 バイクは8000円。
 「いや~、東京は物価が高いね」で済むレベルか分からん。
 「新宿」や「渋谷」や「池袋」の駅前は3000円だった。
 中野駅って、中野区って、そんなにセレブな町なんだ!
 そのくらい思っても罰当たりじゃないだろう。

 新宿のアルタ前でチャリ撤去されるより、
 渋谷のハチ公前でチャリ撤去されるより、
 池袋の西口公園でチャリ撤去されるより、

 鷺宮や都立家政や野方や沼袋や新井薬師前や、
 中野や東中野や新江古田や中野坂上や、その他もろもろの
 中野区内の駅周辺でチャリ撤去されたほうが、
 罰金が高い。

 よくわからないけど、ひとり、ステイタスを感じていた。
 駅まで歩けば、運動不足の解消にも役立つだろう。
 中野区より撤去費用の安い他の区は、
 税金でチャリ撤去用の予算を多めに組んでいるのかもしれない。

 そんなことを胸中ひそかに生きてきましたが、
 昨秋、休みの日に池袋をぶらぶらしていたら、
 「10月1日から撤去費用が自転車5000円になります」
 という立て札を発見。興奮。
 一緒にいたデコリンに長々と語ってしまいました。

 察してください。僕の悲しみと喜びの入り交じった心境を。
 「ああ、豊島区に並ばれてしまった」という悲しみ。
 「ざまあみろ、豊島区民。痛み、分け合おう」という喜び。

 というわけで、放置自転車問題について、深く議論してきましたが、
 決して、僕が最近撤去されたからこんなことを言うのではなく、
 ずいぶん前から感じていたところ、
 年末に母親の機嫌が悪かったから、そんなわけです。

 昨日はお酒飲んでバタンキュー。ノートレーニングです。

 昨日の読書 江戸川乱歩「暗黒星」「闇に蠢く」

僕はセンター2回受験

 大学卒業直前に日払いのバイトを何度かした。
 まだ働いていないのでお金が無く、しかし、旅行に行きたい。
 親にもらうだけでなく、少しは自分で稼ごう。

 印刷会社で夜8時から朝の8時まで12時間12000円。
 楽な仕事は他にあったが、貼りだされた求人票を見た中で、
 一番収入の多いバイトだったので、すぐに電話をかけた。

 流れ作業のなかで働く人の辛さがわかった一日だった。
 何時間も延々と製本された雑誌を積むだけの作業。
 「気が狂いそう」だった。

 シールを貼るだけの作業も頼まれて、2時間ほどやった。
 冊子のなかが見られないようにシールで封をする作業。
 封をして見えないようにするといえば、
 まず浮かぶのがアダルト雑誌だと思うのだが、もうひとつある。

 そう、試験問題の冊子だ。
 「ペーパーテストなんてご無沙汰だぜ」
 という御仁は知らぬ存ぜぬだろうが、
 まともな資格試験では、冊子にシールで封がしてあって、
 試験官の開始の合図まで、開いてはいけないことになっている。

 その日、僕が手にとっていたのは「次回TOEICの試験問題」。
 「おおっ!」。ブツを見た瞬間、心の中で叫んでしまった。
 試験終了後の持ち帰り厳禁の問題用紙、そしてなにより、
 「なにがなんでも高得点を取りたい人がいる」試験の問題用紙。

 「ひとつぐらいパクッてもばれないのでは」という誘惑。
 「一体いくらで売れるのだろうか」という邪悪な欲望。
 そして、ああ、僕はやはり悪魔に魂を売ることは出来なかったのです。
 臆病者でありました。
 「印刷工場で働けば毎日こんな場面に出くわすのか」などと、
 全世界の印刷工場で働く純真なおじさん、おばさん、
 あるいは明るい将来を夢見る少年、少女に対する
 無礼な気持ちを抱いてしまったことに深くお詫びしたいのでした。

 で、センター試験の問題漏洩。果たしてどうなんでしょう。
 物騒な世の中、各種犯罪の取り締まり強化は当然ですが、
 日々の出来事を目の当たりにしたとき、
 いたずらへの寛容の精神は忘れたくないですね。

 一昨日のトレーニング
 ふつうの腹筋運動20回を5セット
 昨日はノートレーニング

 昨日一昨日の読書
 江戸川乱歩「幽鬼の塔」「恐怖王」

明日は雪、センター試験

 終電に乗り遅れた。
 明日は雪が降るそうな。
 センター試験もあるそうな。

 どんな形になるのか分かりませんが、
 努力しているみんなの
 努力が報われるといいですね。
 

黒革の手帳

 手帳は持っていたほうがいい。
 ハンズに行ったり、ロフトに行ったり、
 伊東屋に行ったり、無印良品に行ったり、
 本屋で探したり、雑貨屋で探した結果、
 「やはり手帳は買うもんじゃない」
 という結論に達しました。毎年そうです。

 社会人になっても遅刻してしまったり、
 約束事を平気で忘れてしまう今日このごろ。

 いろいろ書き込めるのがいい。
 持ち運びに便利なのがいい。
 シンプルなのがいい。
 情報が豊富なのがいい。
 他の人があまり使ってないタイプのがいい。
 そんなのないですよね。

 で、母が仕事先でもらってきたものを頂戴。
 おととしは、日清製粉のもの。
 去年は、NTT東日本のもの。
 そして、今年は日本経済社のもの。
 コンパクトな安っぽい黒革の手帳です。

 昨日、今日と「今年の目標」を書き込みまくっています。
 
 書き込みまくるほど数多くなくて良い。
 ひとつ、どうしても達成するというものがあればよい。
 もともと特別なオンリーワン。
 「ムキムキになる」。

 今日のトレーニング
 ごく普通の腹筋20回を5セット
 ごく普通の腕立て20回を5セット

 今日の読書
 江戸川乱歩「大暗室」