顔が丸くてなにが悪い -321ページ目

ふすまから部屋を覗くと

 時代とともに人は変わる。
 年をとると人は優しくなる。
 うちの母親しかり。

 昨日は会社が休みで夕方まで寝た。
 学校、そして習い事から帰ってきた弟に
 運動靴とジャージでも買ってやろうと思い、
 車で出かけた。

 弟はオレンジレンジを聞きながらバス通学する小学生。
 「先生は昨日の事件のこと話したか?」
 大阪の教師殺傷事件の翌日なので聞いてみた。
 「おう。避難訓練した」
 
 次。
 「中学受験した友達はいるの?」
 「うん。何人か」
 「開成とか、武蔵とかに受かった奴はいた?」
 「うーん。微妙。武蔵は落ちた奴いる」
 なにが微妙なんだろうか。

 次。
 「最近流行っている曲は?」
 「えー、オレンジレンジとか。あと、D51
 D51?機関車?
 「みんな『ごくせん』観てるからさ」
 「ああ、仲間由紀恵のドラマね」
 仲間由紀恵嫌いじゃない、むしろ結構好き。
 「母ちゃんもはまってるし」
 「む?良子さんが?」
 
 うちの母親、良子さん。
 昔は「くだらないからみなくていい」
 なんて、怒って。
 俺やすぐ下の妹にはドラマやバラエティ見せなかったのに。
 俺に隠れて和久井映見主演のドラマや、
 『白線流し』見てたのに。
 今や、我が家で一番のテレビっ子との噂が。

 別にうらんでいません。
 ドラマやバラエティ見た後って、なんか
 時間の無駄をした気になっちゃうのよん。
 あまり面白いものに出会わないから。
 ただ、隠れてドラマ見ているあなたが好きでした。

 パソコン入れると家に4台もテレビあるもんな~。
 時代は変わって、人も変わりました。

 そして、僕も変わります。痩せます。
 鍛えます。ムキムキになります。

 最近のトレーニング。全くしておりませぬ。

 最近の読書
 阿部和重「グランドフィナーレ」文芸春秋
 ぶっちゃけ書評が読みたくて買いました。
 選考委員がみな将来性を高く買っていた小説に対し、
 石原慎太郎が、自身も才能を評価しつつ、
 文章中の「(笑)が漫画的」と批評。
 そのとおりです。
 芥川賞受賞作、読後の感想。イマイチです。
 好きな文体ではありません。

1年ぶり

 お世話になったお礼も言わず、
 1年間音信不通だったのに、
 メールを送ったらすぐに返事が来たんです。
 
 1年前の今頃はシアトルにいました。
 妹の友達の母親の友達のジムの家に、
 2週間ほど遊びに行っていたのであります。
 妹の友達の母親という人が
 アメリカの新聞社の記者をしていて、
 その人に妹は英語を習い、
 その人にアメリカ人の友人のジムを紹介してもらい、
 ホームステイをさせてもらって、
 なにやら「とてもいい人」という話なので、
 大学卒業前に海外に行きたいと思っていた僕は、
 特に目的もなく、シアトルへ遊びに。

 マイクロソフトの公認資格をもつジムの家での生活は、
 のんびりしていて、快適で、
 食べ物もおいしく、庭には鹿が出るし、
 教会に行ったり、ジムの子どもの学校に遊びに行ったり、
 スペースニードルというシアトル版東京タワーに行ったり、
 NBAの試合を見たり、市場に行ったり、
 スタバ1号店に行ったり、
 スキー場でチュービングをしたり、
 家のテレビで「POKEMON」観たり、
 という充実した時間だったわけで。

 なのに、日本に帰ってきてから、
 1年間音信不通だったわけです。
 2日前、意を決してメール作成、送信。
 英語って読むのはそこそこできるけど、
 話すのと書くのはてんでわからん。
 今回、気楽に書いて送ってみようと、
 ネットの翻訳サイトを利用してみました。
 かなり便利。
 たまに変な英訳をしてくれちゃいますけど、
 そこは自分で確認しながらですね。
 自分で考えて書いているわけじゃないけど、
 だんだん真似して英語を使えるようになれれば。
 
 メールで仕事の話をしたら、
 ジムがアドバイスをくれました。
 
 「以前、読んだことがある。
  日本の寿司メイカー(寿司職人)は
  皿洗いから始まるんだ、と。
  今、君はすごくいい経験をしているんだ。
  素晴らしいよ」って。

 またメールしようと思っています。

そして京都

 朝、じゃなくて昼に起きると、
 テレビで話題の番組「義経」がやっていて、
 こたつに入って両親と見た。
 とりあえず、話題って言葉に
 好意的な気持ちは全くない。

 うーん、正直つまんない。
 「これ視聴率低いんだろうな」と言うと、
 母は「そんなことないんじゃない」。
 「日本人は義経に弱いのよ」とまた、
 適当なこと言いやがりました。
 「だってチンギスハンになったんでしょ」って。

 歴史なんて学問はきっと地味で自己満足で、
 ちっとも前向きなものじゃないけど、
 これから先、どんな時代になっても、
 今とおんなじで
 それなりにありがたがられるんですね、間違いなく。 

舌触りが最高

 どうなの?
 終電で帰ってくることができたので、
 お腹もすいていたし、
 アレが欲しくなったので、
 駅前の西友に立ち寄ったんですが。

 どうなのだろう?
 「めかぶ」ってブームきてるの?
 なんで売り切れてんだろ?

 昨年の今頃から大好きになって、
 めかぶだけ3パックも4パックも食べること多々。
 駅から家までの帰り道に頬張ろうと思っていたのに。
 ああ、残念。残念。
 あの、微妙なコリコリがセクシーで、
 食べるとぐっすり眠れるのに。

 なんか、がん予防になったり、
 口臭や体臭を抑える効果あるんだって。
 そんなの知らなかった。

 と、家の冷蔵庫を開けると、
 ちゃんと母上が買ってきてたりして。
 大好き。

株の話

 ライブドアのニッポン放送株買収の話。
 株を買うとか、売るとか、
 何パーセントでどうだとか、そういう話、
 じつは結構好きなのだ。

 といっても、大学で専攻していたわけじゃなく、
 ガキの頃に読んだマンガで少し株の話が出てきたことがあって、
 「いやー、かっこいい」と思っただけで。

 「男一匹ガキ大将」本宮ひろし。
 戸川万吉という西海の不良が日本中の不良を統一し、
 さらに日本のオイルショックを救い、
 そしてそして、な物語。

 両親が集めていたのだろうか、家にあって、読んだ。
 万吉の彼女の父親の会社が水戸のオババにのっとられたり、
 新建築材を発明する建設会社の株で儲けたり、
 怪しい総会屋、情報屋が出てきて、、、。
 買い、売り、のっとり。
 それはそれは、男のロマン満ち溢れる世界だな、と。

 小学校のとき、鉄道会社の新規公開株の抽選に当たり、
 たった1口ですが自分の家が株主になって、
 ひとり感動に打ち震えたものです。
 学校の校庭解放でのサッカーを終えた少年たちは、
 夕焼けを背に、家路を辿ります。
 「じゃあ、またね」
 友人に手を振ると、僕は家へ向かって駆け出します。
 
 毎日、日経の夕刊に目をこらしました。
 運輸。陸運。4780。
 「くそ、下がってやがる!」
 素敵な、素敵な時間。ちょっとノスタルジック。

 資格もいいけど、株もいいね。
 野心を抱きつつ、就寝。

 なんか最近運動していない。
 来週の火曜の休みこそ、スノボへ。

本屋をウロウロ

 昨日は朝7時に妹を高校まで送る運転手。
 沖縄へ修学旅行に行くのに生徒の荷物を
 前日にまとめて送るらしい。
 自分のときもそうだったらしいが記憶にない。
 
 帰り。ガソリンがなく、
 いつもの谷原交差点近くのセルフに向かったのが間違い。
 石神井公園の駅近くの踏み切りで1時間近く待たされた。
 不機嫌な浮浪者になったわたしは、
 家に着くなり、そのまま万年床へ、レッツイン。
 ずっと寝てました。風邪もなぜかぶり返しました。

 今日もずっと寝てて、起きて、池袋の本屋へ。
 下の妹はもちろん兄に挨拶もなく、沖縄へ飛び立った模様。
 昨日の上の妹もそうでした、こづかいやったのに。
 本屋で資格の勉強でもしようかと夢想して、
 「えるびす」でラーメンを食べ、今帰ってきました。

 帰ってくると、フランスに高飛びしたはづきから、
 「持っていったカードが使えない」
 って電話が来たとのことで、父と弟が右往左往。

 池袋には大きな本屋がたくさんあり、
 ついつい長居をしてしまいます。
 先週の休みに本屋行ったときに、
 万引きしたのを見つかって連行されるみじめな青年を見ました。
 私服で巡回していたと思われるおじさんが手を引いて。
 僕なんか、メガネかけていると、
 髪ぼさぼさで、ヒゲも服装も汚くて、
 結構きょろきょろ周りを確認しちゃうので、
 悪いことしてなくても、間違われないか心配です。

 中学校で一緒に野球をしたツヨシくんは、
 中学1年から2年にかけての約1年間に
 ジーンズを40本ほど万引きしましたが、
 今では京都で立派なお茶の先生になりつつあります。
 今度遊びに行こうと思っています。

カモーン!

 風邪は治ったようだ。
 明日明後日が連休なので良かった。
 明後日はどこか出かけるつもりで、
 とりあえずいようと思ってる。

 治るのにあまりに時間を要したので、
 結構心配した。
 「絶対花粉症だよ」という人もいれば、
 「バファリン飲むと痴呆症になる」
 と過ちの多い過去を振り返らせる人もいれば、
 「会社休みなよ」と心配してくれる友人もいれば、
 「運動すれば治るんだよ、きっと」
 と思っている自分がいた。
 
 いやー、よかった、よかった。
 東レパンパシの決勝見てきました。
 素晴らしいの一言。シャラポワのスタイル。
 ダベンポートもスタイルは良かったが、
 観客の声援も決してシャラポワ一色ではなかったのだが、
 本来の実力にさほど差はないと思うのだが、つまり、
 今の時点の勢いは圧倒的にシャラポワなのだろう。

 「ウー!」「アー!」「カモーン!」
 甲高い声で連発してました。
 そして右手にラケット、左手に握り拳。
 
 あの手にぎゅっと力をいれるのいいですね。
 ちょっと見習ってみようと思います。
 テニスの試合を生で見たのは初めてでしたが、
 すごい面白かった。自分にはもったいないくらい。
 充実した一日でした。

 シャラポワがエースを決めて叫ぶときの「カモーン!」
 正確な意味は「やったぜ!」くらいでいいんでしょうか。
 「おら、かかってこい、この野郎」?
 

きれいな空気を吸いたい

 写真は昨年の春、
 両親の実家へ里帰りした帰りに車からパシャリ。
 国道254号の内山峠というところ。
 254は川越からは川越街道って名称がつく。
 この道をずっと行けば、池袋に着くんです。
 正面に見える山が荒船山(あらふねやま)。
 名前の由来は、山が船の形をしているから。
 
 依然、体調は良くない。
 うちの会社は喫煙者が多い。
 体調が悪いときに人が吐いた煙草の煙を吸うと、
 めっちゃ気分悪くなる。普段は別に気にならない。
 なるべく喫煙者とは付き合いたくないものだ。
 そのうち自分も煙草が手放せなくなる日が
 くるのかもしれないけれど。

 きれいな空気を吸いたい。

ロシアの妖精

 いや本当に参っている。
 風邪が治らないのです。汗が出ないのです。
 みそ汁飲みまくっても、ご飯食べまくっても、
 野球用のグランドコート着て、掛け布団2枚に包まっても。
 こんなの初めて。

 ロシアの妖精シャラポワ、昨日は快勝だった模様。
 日曜日の東レパンパシフィックの決勝を
 見に行けるかもしれないのですが、どうでしょう。
 シャラポワ、途中で負けちゃいそうな気がしないでもない。

 シャラポワそんなに美人かな?と、ふと思う。
 同じく大人気の女子高生スケーター、
 ミキティーこと安藤美姫さんもそんなに可愛いのかな?
 僕は軽くロリコンなので、
 2、3年前の安藤美姫のほうがずっと好きですね。 

 ああ、仕事に行くのが辛い。

8月6日

 偶然。ヤクルトの古田選手とブログ開設日がかぶった。
 ブログを始めた次の日にそれを知った。
 で、これまた偶然。僕は8月6日生まれ。

 ずっと野球をやっていると、まあやっていなくても、
 たまーに同じ誕生日の野球選手や有名人の話になるものだ。
 みななにを根拠に、というか、
 なにを勘違いしているのかわからないけど、
 とにかく自慢げに自分と同じ誕生日の有名人を持ち出してくる。
 僕の手持ちのカードは、秋田豊(サッカー)、奥菜恵(女優)
 切り札が古田敦也(野球)。

 メガネをしている、キャッチャー、ID野球の申し子。
 保育園の頃、親父の草野球にくっついて神宮外苑に行くと、
 よくヤクルトの選手がランニングやキャッチボールをしていて、
 「あまり強くなさそう」と子供心に感じてしまうような、
 そんなやさしい下位球団スワローズを日本一にした男。

 大学受験のときに「学費の安い国立大学」もしくは
 「京都にある大学に行きたい」と考えていた僕は、
 「京大はどんなに頑張っても無理。私立で一番良いところ」
 と、迷わず知性あふれる古田選手の母校を受験。
 結局、都内にある父の母校に進学しましたが、
 あとで関西出身の友人クロドゥ君のツルツルなパパ曰く、
 「同志社の方がええんよ」。
 僕の中には、ラグビーは肉体のぶつかり合い、だから、
 ラグビーの強い大学は勉強しないんじゃないか、っていう、
 ラガーマン蔑視の方程式が当時は成り立っていて、
 つまり「同志社」。日本史の勉強が足りなかった模様。
 全世界の楕円形の球を追いかける人々に対して陳謝。
 
 昨日は2月1日、日本のプロ野球のキャンプインの日。
 今年は積極的に野球観戦へ。
 常にアンチな私は昨日のキャンプイン報道を見たうえで、
 今年応援するチームを決めました。
 昨年のごたごたは水に流して、パリーグは、
 ずばり「オリックスバファローズ」。
 戦力的には申し分なし。
 セリーグは、CとDを組み合わせた個人的に大好きな
 帽子のマークを今年も、ということで、
 「中日ドラゴンズ」の連覇。
 ヤクルトはきっと2位ですね、若い投手次第でしょう。

 で、なにかの弾みで自分の誕生日を聞かれたときは、
 「広島に原爆が落ちた日」と答えるようにしています。

 風邪治んないです。汗が出ない。
 新陳代謝がよくないのかも。